月額費用
小口出品の月額費用は0円、大口出品は4,900円(税抜)となっています。
つまり、小口出品では月額費用の固定費がかかりません。
ただ、成約金として1商品について100円の手数料が発生します。
出品商品の制約
小口出品は「Amazonのカタログ上にある商品」しか出品することができません。
しかし、大口出品には出品商品の制約がなく、ほぼすべての商品を出品できます。
また、小口商品では下記のカテゴリーが出品制限されており、大口出品であれば申請を出すことで取り扱うことができます。
・時計
・ヘルス&ビューティー
・アパレル・シューズ・バッグ
・コスメ
・ジュエリー
・食品&飲料
・ペット用品
販売手数料
小口出品では、売買成約額の8~15% +基本成約料一律100円(税抜)が販売手数料となります。
また、本やDVDなどのメディア系商材の場合は「カテゴリー別成約料」が別途発生します。
大口出品では、売買成約額の8~15%の販売手数料となっています。
商品登録方法
小口出品では、独自商品ページの作成ができず、基本的に既存出品者のテンプレートを使って出品する形になり、商品説明など不要で便利ではあります。
大口出品の場合、新規商品登録を自由に行うことができ、オリジナルの商品説明や画像を作ることができ、小口出品者と差をつけることができます。
一括出品ツール利用
小口出品では、複数の商品を出品したくても一括出品ツールの利用はできません。
しかし、大口出品は一括出品ツールを使うことができ、一括出品ツールとは、出品の際に登録する必要のある以下の7項目を一括で登録できます。
・出品者SKU
・コンディション
・コンディション説明(任意)
・販売価格
・ポイント
・在庫
・リードタイム
出品数制限
小口出品は、目安50点程度の商品しか出品できません。
しかし、大口出品は200万点程度までは規定の月額範囲内で出品できます。
ただし、200万点以上の出品は別料金かかります。
データ分析レポート
小口出品では詳細なデータ分析など、ビジネスレポートの利用ができません。
しかし、大口出品では、在庫ファイルを使用した一括での商品登録や注文レポート、FBA関連の各種レポート(在庫納品、返品、FBA手数料、長期保管関連など)、決済関連のペイメントレポート、広告レポートなどを取得することができます。
また、アクセス数やセッション数、購買率など詳細なビジネスレポートの取得も可能です。
決済方法
小口出品ではクレジットカード、Amazonギフト券、Amazonショッピングカードは利用できますが、コンビニ決済、後払い、Edy払いなどの決済ツールを利用できません。
しかし、大口出品は、Amazon上のすべての決済ツールを利用できます。
広告

Amazonスポンサープロダクト(広告サービス)と言われるAmazon内で設定できる広告サービスがあります。
そのサービスを、小口出品ではほぼすべての有料広告の利用が不可能です。
しかし、大口出品は、Amazonが販売するすべての広告商品への出稿が可能です。送料・配送日時設定

小口出品では、送料・配送日時設定を自由に行うことができません。
しかし、大口出品は、送料も配送日時も自由に設定できます。
配送料に関しては下記を自由に変えることができます。
・重量課金制(配送1件ごとの金額+1㎏あたりの重量の金額)
・商品個数制(配送1件ごとの金額+商品1点ごとの金額)
・購入金額制(購入金額に応じて変動)
ショッピングカートボックス獲得資格

ショッピングカートボックスとは、Amazonの商品ページにある「カートに入れる」ボタンのことです。
このショッピングカートボックスの獲得は売り上げに関わります。
ショッピングカートボックスの獲得は、「カートに入れる」・「今すぐ買う」をクリックするとカートボックスを獲得している出品者の商品がカートに入るという意味です。
しかし、小口出品者には、販売実績などがあってもショッピングカードボックスが与えられません。
つまり、大口出品者だけによる特典なのです。
カートボックスを獲得していると顧客が購入する際に購入されやすくなります。
入金日
小口出品は商品が販売されてから約1週間となっています。
大口出品はセラーアカウントを開設した日を基準に、約2週間ごとに締められることになり、小口出品者の方が入金サイクルは早いです。
Prime表示が付かない

Prime(プライム)のマークは上記のように商品の価格近くにつくことができます。
このプライムマークは、Amazon Prime会員の方が商品購入後、配送料無料になったり、通常の配送より早く届く特典があります。
Amazon Prime会員の方はAmazonのヘビーユーザーの方も多く、売り上げもマークが付いているのとそうでないのとでは変わってきます。
小口出品の場合はこのプライムマークがつかず、大口出品者の場合はプライムマークが付きます。
その他
その他にも法人向けの販売において小口出品は不可能で、大口出品のみが可能となります。
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